採用情報

山文電気とは

山文電気は、プラスチックフィルム・シートの厚さを計測する装置の開発・製造・販売を手掛ける厚み計の専門メーカです。
従業員二十数名の小さな会社ではありますが、モノづくりの街「東大阪」で、厚み計の業界シェアNo.1を目指すベンチャー企業です。

- 厚み計とは - 身近にある製品の厚さを測っています

当社の厚み計は、プラスチックフィルム・シートの厚さを0.1μm(1万分の1mm)という微小な単位で測ることができます。あまり耳にすることのない技術ですが、皆さんの身近にある製品の厚さを測っています。例えば、コンビニのお弁当の容器や、スマートフォンのタッチパネルに使われているフィルム、医療薬品の包装材、文房具のクリアファイル、その他、リチウムイオン電池電極、テレビ、自動車、建築に使われる様々なプラスチックフィルム・シートの厚さを測っています。

- なぜ厚さを測るのか - プラスチック製品の品質向上を実現するために

厚さのむらは出来上がった製品の品質に大きく影響を与えます。例えば、コンビニのお弁当の容器は、プラスチックシートを真空成型機で成型し出来上がるわけですが、このシートの厚さにむらがあると、成型後の容器の厚さにもむらができ、薄い箇所が破れて食品が漏れ出すことがあります。文房具のクリアファイルでも同様のことが言えます。クリアファイルの表面に文字や絵が印刷されているものがありますが、この印刷は、クリアファイルの表面に凹凸がなく滑らかな状態でないと、綺麗に仕上げることができません。

プラスチックフィルム・シートの製造工程中に、当社の厚み計を設置することで、厚さのむらを計測し、均一な厚さに調整することができます。プラスチック製品の品質向上を実現するために当社の技術が欠かせません。また、厚さにむらのない製品を作ることで、プラスチックの原料である石油等の省資源化にも貢献しています。


K2013出展(ドイツ・デュッセルドルフ)

- 当社の歩み - 機種の豊富さでは国内唯一、
国内シェアトップクラスの企業に

当社は、厚み計の開発を始めてから2016年で30周年を迎えます。開発、製造、販売、全ての工程を自社で手掛け、お客様のご要望に応じて厚み計をカスタマイズしております。お客様は一部上場化学メーカ・機械メーカであり、長期的な取引を継続しています。全国の工場、更には、ASEAN、欧米、中東、南米でもご使用いただき、納入実績は1,200台を超えました。厚み計一筋に開発に努めた結果、機種の豊富さでは国内唯一、シェアトップクラスの企業に成長しました。

- 今後のビジョン - 厚み計の業界シェアNo.1を目指して

当社は今後とも、厚さ計測を通して、プラスチック業界の品質を支える役割を果たしてまいります。より高機能なフィルム、より薄い膜厚の計測が求められるなか、当社は、独自の技術力と顧客対応力で、お客様が求めるものを提供してまいります。国内のみならず海外市場を視野に入れて、厚み計の業界シェアNo.1を目指してまいります。

山文電気の強み

1機種が豊富

様々な種類のプラスチックフィルム・シート
の厚さ計測に対応できる

2製品のカスタマイズ

厚み計専門メーカとして、
お客様のご要望に応じることができる

3迅速な対応

小さな企業ならではの機動性の高さにより
柔軟に素早く対応できる